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【別選組の隊長】
佐川官兵衛顕彰碑
会津藩には「鬼」と呼ばれる戦いぶりを見せた藩士がいました。それが、別選組の隊長であった佐川官兵衛です。別選組とは、藩主が外出する際の護衛を務める役職で、武術に秀で、藩主に信頼されてなければ勤まらないお役目でした。
慶應4(1868)年の鳥羽伏見の戦いの際、官兵衛は軍事奉行頭取を務め、どんな攻撃にも悠然と対応し、絶対に倒れませんでした。撤退するときにも、堂々と傘をさして撤退したといいます。その豪胆さを称えて「鬼官兵衛」と新政府軍から恐れられる一方で、人情に篤く会津の人々からは慕われていました。
官兵衛は戊辰戦争後、警視庁に入庁し、西南戦争において熊本県の阿蘇で戦死します。阿蘇では民に優しく接したために「鬼さま」と呼ばれて敬われていたそうです。
現在鶴ヶ城の東側に建っている顕彰碑は、阿蘇から送られた石で造られたものです。
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