高木時尾

高木時尾

八重の幼馴染。山本家と高木家は近所で、八重は彼女の祖母に裁縫を習っていました。時尾は八重と共に籠城戦に参加し、八重が断髪をする際に時尾が髪を切ってくれたと、八重が語っています。当時の女性にとって、髪は命ともいうべきものだったわけですから、それを切ることを任せるというのは、八重と時尾がかなり近い仲であったことは、想像に難くありません。

時尾はのちに、元新選組三番隊組長・斎藤一の妻となり、彼との間に3人の子をもうけました。現在は夫である一と共に、会津若松市の阿弥陀寺にある藤田家(斎藤一は後に藤田五郎と改名)の墓に眠っています。

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